慶文社は、多くの人に役立つ病院広報誌を模索し続ける編集プロダクションです
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病院広報誌マニュアル
第4回 制作費をコントロール

制作を依頼する時に、一番気になるのは「見積もり金額」ではないでしょうか。広報誌は、病院ごとのオーダーメイドです。工業製品のように、大量に作って、低価格で提供することはできません。もちろん、安ければ安いに越したことはないのですが、質の高い広報誌を作りたければ、それなりの金額になります。

しかし、限られた予算内で発行しなければならない病院としては、「いくらでもお金を出す」というわけには、いきません。制作会社から出された見積もりでは、首を縦に振れないこともあるでしょう。「なんとか安くしてよ」とお願いするというのでは、「今、50円しか持っていないから、100円の大根を50円で売ってくれ」と頼むようなものです。

50円で大根を買うためには、「1/2本で買う」「消費期限ぎりぎりのものを買う」という方法があります。広報誌の制作も同じです、制作費の内容を知って、できる範囲で金額をコントロールしましょう。

金額を大きく左右するのは、ページ数・色数・発行回数
〜部数は、あまり影響なし

制作費を動かす要素としては、原稿作成や写真撮影の有無・広報誌の体裁・発行回数があります。

原稿作成や写真撮影を病院で行うことによって、制作費を落とすことはできますが、広報誌の質は、かなり落ちます。質の高い広報誌を作りたければ、絶対に避けましょう。

広報誌の体裁というのは、大きさ・ページ数・色数・紙質などです。ページ数が減ると、その分、原稿作成・写真撮影・デザイン・印刷の量が減りますので、制作費を大きく落とすことができます。また、カラーかモノクロかでも大きく変わります。カラーを作るほどの余裕ないけど、モノクロでは寂しいという場合には、2色で作るという方法もあります。

一番大きいのは、発行回数です。年4回のところを3回に減らせば、まるまる1回分の制作費を抑えることができます。

逆に、あまり影響がないのが、部数です。現在、1000部発行している病院が、制作費を減らすために800部、500部にしても、数千円の削減にしかなりません。ただし、5000部、1万部になると、金額も大きく変動します。

大切なのは、質の高い広報誌を発行することです。質の悪いものを何回も出すよりも、少ない回数で質の高いものを出すほうが、患者さんも喜びます。年間の予算が足りないときは、思い切って発行回数を減らしてみませんか?

 

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