慶文社は、多くの人に役立つ病院広報誌を模索し続ける編集プロダクションです
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病院広報誌マニュアル
第2回 原稿は、だれが書く?

病院広報誌を制作してくれるところを探すのは、簡単です。電話帳で、印刷会社・広告代理店・編集プロダクション(第1回参照)を探せばいいのです。編集プロダクションの場合は、受けてくれないところもありますが、印刷会社・広告代理店であればNOとは言わないでしょう。「病院広報誌を作りたいんだけど」と電話すれば、すぐに飛んでくるはずです。

いくつかの会社が、あなたの病院に打ち合わせにやってきます。さて、どこを選べばいいのでしょうか。第一のキーポイントは「原稿を書いてくれるかどうか」「写真を撮ってくれるかどうか」です。

自分たちで制作するのには限界がある
〜プロに任せると、こんなに違う

いくつかの病院広報誌を見てみると、病院職員が写真を撮り、病院職員が原稿を書いていると思われるようなものがあります。もしも、ほかの病院の広報誌を手に取る機会があれば、見てみてください。そのようなものは、一目瞭然です。

■スタッフの顔写真は、証明写真のようなものばかり。ちょっと暗めで、顔が黒っぽい。表情が硬いのはいいとしても、妙に威圧感のある雰囲気をかもし出しているものも……。

■文章は、一文が長くて、途中で何が書いてあるのかわからない。妙な敬語のオンパレード。タイトルと内容が合っていない。そして、肝心なことが何も書かれていない……。

デジカメで写真を撮るのも簡単、パソコンで文章を打つのも簡単。しかし、それで情報が正しく伝わるでしょうか?

「当院では、2000年より、療養環境とアメニティの向上を目指して増改築工事を進めてまいりましたが、2003年12月をもちまして竣工にいたりました」

これが素人の書いた文章です。文章は、間違っていません。しかし、プロが書くと、

「2003年12月、当院第3病棟の増改築工事が完了しました。廊下の広さは、従来よりの1.5倍となる3m。全室に電動ベッドが設置されています」

のようになります。

1つめの文章では、最後まで読まなければ、何が書いてあるのかわからないのに対し、2つめの文章では、すぐに工事が完了したことがわかります。また、「療養環境とアメニティの向上」という表現は、抽象的で、わかるようでよくわかりません。具体的に「廊下が広くなった」「全室電動ベッドが設置」という『情報』が入ることによって、初めて読者は理解することができるのです。さらに、いつから工事をしていたかということは、患者さんにはどうでもいいことですし、病院のどこが完成したのかということは、職員にとっては当たり前のことでも、書いていなければわかりません。

同じぐらいの長さの文章でも、情報を整理することによって、わかりやすさ、伝えられる情報量が大きく変わってきます。これが、素人とプロの差なのです。

そして、もう一つの大きな違いは、書くスピードです。職員が1日がかりで、うんうん唸って書き上げた文章よりも質の高いものを、プロは短い時間で書き上げます。

「本当は定期的に発行したいんだけど、忙しくて発行が遅れてるんだよね」「3年前まで発行してたんだけど、休刊中なんだよね」という話を、よく聞きます。そのほとんどが、自分たちで文章を書いて、撮影をしていたところです。創刊号はなんとか発行できても、2号、3号と続けるうちに、だんだんと発行できなくなっていくのです。

この部分をプロに任せると、質の高い広報誌が定期的に発行できるはずです。文章を書くのに1日悩んでいる人件費を考えると、高い買い物ではないと思いませんか? さらに、質の高い写真を撮ってもらえれば、病院の印象アップ間違いなしです。

病院広報誌の制作を頼むなら、あなたの話や病院の資料をもとに原稿を書いてくれるところ、質の高い写真を撮ってくれるところがおすすめです。