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札幌で生きる〜フリーライターという仕事
第5回 フリーライターは不自由な商売だ

フリーライターは、休暇をとるのに誰の許可も必要ない。旅行へ行こうと思えば、自分の都合だけでプランも立てることができる。朝寝坊も時には許される。

しかし、締め切りが重なり、どの原稿から手をつけたらいいのかわからないような状態になると、窓から差し込む朝日にも気が付かない。編集者が出社し催促の電話をかける前に、原稿をメール送信しなければ・・・・・・と、顔も洗わず、食事もせずに一心不乱にパソコンに向かう。当然、睡眠時間や食事も不規則になる。

私は、右手薬指が腱鞘炎になり、キーボードを打つたびにビリビリとした痛みが肩まで走るようになっても、痛み止めを飲みながら原稿を書いた。これは、「時間を自由に使える」というよりは、「休憩時間や休日が保証されない」ということである。

取材や打ち合わせも、先方の都合で決まるので、来週、来月の予定が前日まではっきりしないという「時間的不自由」を感じている。